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店主のブログ

あんぱん「二兵衛」について

豊臣秀吉に仕えた「竹中半兵衛」と「黒田官兵衛」を「二兵衛」

(にへえ)と言います。

 

播磨攻略において大活躍した二人は、「よきライバル」

として知られている他に、多くの逸話として語り継がれているように、

固い「絆」で結ばれた特別な関係であったと言われています。

 

2014年NHK大河ドラマが「軍師官兵衛」に決定した事を

きっかけに「二兵衛」ゆかりの地、岐阜県垂井町と兵庫県姫路市に

本社を構える、ベーカリー「グルマン・ヴィタル」と和菓子処「甘音屋」

両社が力を合わせ、「二兵衛」という商品名で「あんぱん」を共同開発し、 

発売の準備が整いました。

 

「甘音屋」は和菓子の命とも言える餡を作り、「グルマンヴィタル」は

長年培った技術を存分に奮って生地を作りあげました。両社の強みを活かし、

あんぱん「二兵衛」を作り上げることが

 

 

できたことは、大変意義のあることだと考えています。当時の二人のように、

互いを認め合い、尊重し、力を合わせ、心を込めて作り上げた

あんぱん「二兵衛」をお楽しみ頂けましたら幸いです。

先日感じたこと

皆様こんにちは。

姫路 和菓子 甘音屋の店主でございます。

店主のブログ随分とお休みしており、大変失礼を

致しました。

忙しさに感けている自分を大変恥ずかしく思います。

 

実は先日、子供の授業参観に行って参りました。

そこである事に気が付きました。

それは男女の違いについてです。

 

少し早く着いた私は、休み時間から教室に入って待って

いました。

クラスの中には女子達がたくさん居て殆どの女子が

笛の練習をしていました。おそらく近くある授業に

向けての練習なのでしょう。

一人で吹いている子やグループで吹いている子。

様々でした。

 

それに対し、休み時間が終わると

汗びっしょりになって帰ってくる男子。

夢中になって遊んできたのでしょう。

ワイワイガヤガヤと大盛り上がり。

 

そう考えると(全てではありませんが)、

女性というのは今(現在)から遠くない現実と

向き合い、計画を立てて歩む。

男性というのは現実と向き合う事よりも

やりたいことに向かって走る。そんな男女の違いを

感じました。

 

私もやはり現実を直視するというよりは、

むしろやりたいことをやらせて頂いています。

そして多くの女性に支えられていると思います。。

 

家庭もそうですし会社もそうです。現実的なツメを

してくれるのはいつも女性。ありがたい限りです。

 

小学生を見て感じた事。当社や我が家で感じていること。

本当に小さな出来事ですが、社会の縮図であるとつくづく

感じました。

本当に女性の力は偉大だと思います。

和菓子店を開くまで(3)

さて和菓子の世界へ1歩踏み出したまでは良かったのですが、修業先も決まらないまま会社を退職した私は「宛てもないのに良くまあやるよ」と自分で自分にあきれていました。 しかし「心中に希望を持っていれば必ず物事は好転していく」という亡くなった祖父の家訓を信じ、1歩1歩和菓子の道を踏みしめ、歩き始めました。

修業先を探す事になった私は、とにかく自分が好きになれる和菓子を探そうと京都、大阪、神戸の和菓子店を片っ端から廻りました。もともと百貨店の仕事も「足でかせぐ」というスタイルだったので食べては歩き、食べては歩き、毎日就職活動に勤しみ数え切れないほどの店を廻りました。そして探し廻ること2ヶ月、ようやく「ここや!」という店が見つかりました。それは大阪箕面にあります「菓室創庵」という店です。その店は現在、大阪を中心に活躍しています「かむろ」という店です。私が入った頃はまだ「菓室創庵」という名前でしたが、イチゴ大福やどら焼きのクオリティの高さに驚き、この店で修行したい。そう思い菓室創庵の門を叩いたのでした。

当時、菓室創庵は百貨店進出を考えておられ、事業を大きく拡大して行きたいという時期だったようで人出が足りないという事もあり、人材の確保を検討していたようです。私は自分の持っている百貨店での経験をお店で活かしてもらい、私自身はは職人として和菓子を学ばせてほしい。そう願い出て、和菓子に対する熱意と今後の将来性を社長にお話をし、弟子入りを志願したのです。社長はとても懐の大きな方で私の熱意を汲み取って下さり、採用して下さったのです。

採用が決まり、初出勤の日は2月10日でした。朝5時半に起きて、家を出るのが6時半。家から店まで2時間半。家を6時半に出ても着くのは9時です。初日は新しい機械の導入であまり内容は覚えていませんが翌日からのスケジュールはハードなものでした。「悪いが今晩泊まってくれへんか?」と言われ徹夜で作業する事も多く、時に42連勤という事もありましたが「少しでも自分を必要としてくれている」そう思うと嬉しくて疲労感よりも感謝の気持ちが強く、和菓子に触れる喜びそして心地よさを感じ、充実した毎日を送っていました。(つづく)