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姫路 和菓子 甘音屋の最新情報

2014年10月24日

祭りから学んだこと

皆さま。こんにちは。姫路 和菓子 甘音屋の店主 森です。

 

 実は先日、地元の子供会の行事で地元の「秋祭り」に参加してきました。

 

祭りの2か月程前から会員の親子が集まり子供神輿の練習が始まります。

 

そこでは太鼓の叩き方や神輿の担ぎ方を親達が子供たちに指導すると共に

 

親たちも練習を行い、祭りに備えるのです。

 

 

そうして迎えた本番前日、「宵宮」といわれる本番前の予行演習が行われるのですが

 

祭りの舞台となる神社まで皆そろって一緒に神輿を担ぐのです。子供の神輿とは いえ、

 

少ない大人が担くには重く、結構大変です。また、宵宮となると大人神輿との合同演習と

 

なるため、モタモタしていると、大人神輿の方から「はよいけ!」とか「こうせんかい!!」と

 

激が飛んできます。 正直なところ僕も気が長い方ではないので「なんでそんなに偉そうにいわれな

 

あかんねん!!」と 思う事が多々ありました。秋祭りに参加したことのない私は素直に受け入れら

 

れなかったのです。 しかしながらその思いは翌日の本宮(本番)で大きく変わりました。

 

本宮当日私たちの子供神輿は観客の前で 披露され、奥の控えへと入り、休憩となります。一通りの

 

子供神輿の披露が終わると今度は大人神輿が登場し「練り」と いわれる神輿の担ぎが始まります。

 

大人神輿同士がぶつかり合い、神輿の「練り合い」を 競うのです。

 

その迫力は想像を絶するもので、太鼓の音と「よーやさ!!」 という掛け声が響き渡り、まるでに山を揺り

 

動かしている地響きのような迫力の中で、担ぎ手がものすごい形相で神輿を担いでいるのです。担ぎ手の

 

「気」と「掛け声」を「魂」として神輿に送り込み神輿を動かす。「練り」とはその「魂」のぶつけ合いなのです。

 

 神輿いわゆる「魂」を動かす誘導員も、「こら!もっとこっちにやらんかい!!」「そこなにやってんねん!!」

 

「あぶないやろうが!!」と誘導しているのです。正直あの状況で 「あぶないから、もう少しこっちに神輿を

 

まわしてくれるか?」とか「OOくんあぶないよ!!もう少し気合いれていこうや」なんて言っているひまはない

 

のです。自分の意思をできるだけ「短く」そして正確かつ 「魂」をも動かす「強い気」で向かわなければ「神輿は

 

動かない」そう思いました。

 

 つまり私が子供たちを誘導している「気」と大人たちが神輿と言われる「魂」を動かす「気」の温度に大きな差異

 

があったのです。だから私の「腹立つ!」という思いは大きな間違いであったと気がついたのです。

 

祭りは危険を伴います。時に命取りとなる中で当然大人神輿の方々はその高い意識で誘導してきます。

 

大人神輿と私の祭りの参加意識に差があったということです。私はその誘導に腹を立てていたということに

 

本当に恥ずかしく思い、情けない限りです。

 

しかし、これは私たちも含めた会社の縮図だとも思いました。当社だけなく他社でも「仕事が続かない人」が

 

多いといわれています。スタッフの意識が高く、時に厳しく、時に強く指導することが多く、辞めていく原因の一つ

 

でもあるようです。仕事に入る時点での意識に差が大きく生じ、「きつい」「あの言い方はない」という事になるよ

 

うです。それも一理あります。しかしそのくらいの意識を持って仕事に臨む気持ちも必要ではないか?とも思い

 

ます。その人よりも積極的に仕事に向かっているか?その人から「仕事を取ってやろう」という気持ちがあ

 

るか?その人以上とは言わないですがある程度の仕事意識を持って 臨んでいるか?ということを考えてしま

 

います。きっとその気持ちを少しでも高く持ってくれていたならば、その意識の差つまりは温度差は縮まるの

 

ではないでしょうか?私はこのたび祭りに参加させていただいたおかげで大きな事に気づくことができました。

 

一方で「祭り」で私に注意をして下さった方に対して心の中とはいえ「非礼」を心からお詫びしたいと思いました。

 

 例えることではないかもしれませんが「意識の差」というものを「祭り」から深く深く学んだように思います。

 

 

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