姫路 和菓子 甘音屋の最新情報

2011年10月15日

お客様の声

皆様、こんにちは、姫路 和菓子 甘音屋です。実は先日こんなことがありました。

 

お客様が当店の響(最中)をおかい上げ頂いた折にお客様が「先日母に最中を買っ

 

ていってあげたら、これは甘音屋の最中ではない。と言われたんです。最中って

 

これですよね」とおっしゃるのです。私はそのお声を聞いて「そうかあ・・・」と即座に

 

思いました。実は半年くらい前から最中の餡の炊き方を変えてきたのです。

 

粒餡だけにできる限り粒の食感をお楽しみいただきたいと思い、粒を残す

 

製法に変えていたのです。自分としては満足のいく仕上がりになっていたので

 

喜んでいたのですがどこか腑に落ちないところがあって気になっていたのです。

 

そう思っていた矢先のこと。お客様から「甘音屋の最中ではない」という有難い

 

ご意見を頂きました。きっとそのお客様はいつも当店の最中を楽しみにして下さって

 

いたのでしょう。また微妙な餡の仕上げまで見抜いてくだるお客様。本当に頭が

 

下がる思いです。私は早速、オープン当初の炊き方に戻し、試食してみたのです。

 

「やはりこちらの方が美味しい」とスタッフも同意見だったので急遽最中のあんの

 

製法を元に戻しました。

 

「お客様の声」は本当に有難いとつくづく思いました。私は職人としての

 

「プライド」はありません。なぜならいくら綺麗で凝ったお菓子を作ったと

 

しても「売れない」お菓子はお客様から「評価」頂けていないことと同じです。

 

私は自分の試作をまずスタッフに試食してもらいます。そこで自分の納得が

 

いくものでもスタッフが「いまいち」と言ったら出しません。そこに「プライド」

 

なんて不要です。今までスタッフからまたお客様から何度の没を食らった

 

ことか(笑)

 

これからもお客様の声そしてスタッフの声を大切に和菓子作りに

 

勤しんでまりたいと思います。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kamada-amaneya.com/cgi-bin/mt6/mt-tb.cgi/123

コメント